アイシングクッキーの作り方のコツは?失敗しない6つのポイント!
ハロウィンやバレンタインデーなどのイベントに花を添えてくれるアイシングクッキー。
アイシングクッキーを作ってみたいけど難しそうだなとなかなか作れずにいる人や、作ってみたけど失敗してしまったという人も多いようです。
アイシングクッキーの作り方は一見難しそうに感じますが、コツを押さえておけば初心者でも失敗せずに作れますよ。
今回はそんなアイシングクッキーの作り方のコツと失敗しない6つのポイントをご紹介します。
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もくじ
アイシングクッキーの作り方のコツと失敗しない6つのポイント
アイシングクッキーを上手に作るコツは、まずは基本的なことを覚えて練習してみましょう。
基本的なコツを覚えたら、自分が好きなように組み合わせてデコレーションを楽しむことができるようになりますよ。
アイシングクッキーが失敗せずに作れるポイントとコツが6つあります。
この5つのポイントとコツに気をつけながらアイシングクッキーを作ってみましょう。
[box2]- アイシングクリームの練り方
- アイシングクリームの扱い方
- コルネの扱い方
- アイシングクリームの絞り方
- アイシングクリームのベースの塗り方
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アイシングクリーム作りの材料と道具・練り方のコツ
基本のアイシングクリームは粉砂糖と卵白を混ぜて作ります。
これをロイヤルアイシングといいます。
このロイヤルアイシングにアイシングカラーを使って好きな色に着色していきます。
[box28][titlespan]こちらもどうぞ[titlespanend] 【アイシングカラー】着色は天然色素でもできる!代用できるものは?[boxend]
生の卵白の代わりに乾燥卵白を使用しています。
乾燥卵白はスーパーですぐに手に入りませんが、扱いやすく簡単にアイシングクリームが作れるので初心者にはおすすめです。
[box27][titlespan]材料[titlespanend]
- 乾燥卵白:5g
- 粉砂糖:200g
- 水:30ml[boxend]
[box27][titlespan]道具[titlespanend]
- ボール
- 茶こし
- スパチュラ(ゴムベラ)
- 小鉢(蓋つきのやタッパー)
[box27][titlespan]手順[titlespanend]
- 小鉢に乾燥卵白と水を加えてよく混ぜ、10ほど置きます
- 1を茶こしでこします
- ボールに粉砂糖(ふるいにかける)とこした卵白水を入れます
- スパチュラで粉砂糖と卵白水を混ぜあわせます
- つやのある滑らかなクリームになるまで練ったらできあがり
これで固めのアイシングクリームができあがります。
後は水を一滴ずつ加えながら好みの固さのクリームを作ったり、着色をしていきます。
ロイヤルアイシングの作り方を動画で確認
アイシングクリームの扱い方のコツ
アイシングクリームは濡れ布きんで包む
アイシングクッキーを作るときには、色や固さの違うアイシングクリームを何種類か用意しますよね。
アイシングクリームは空気に触れるとどんどん乾燥して固まっていきます。
使わないアイシングクリームは乾燥を防ぐために、濡れ布きんやキッチンペーパーで包みましょう。
コルネに入れて余ったアイシングクリームは、濡れ布きんに包んで密閉袋に入れて冷蔵保存できます。
早めに使い切りましょう。
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アイシングクリームはしっかり乾かす
アイシングクリームは乾くまでに時間がかかります。
指で触ってせっかくのデコレーションが崩れてしまっては台無しです。
最低8時間以上、もしくは1日しっかり乾かすと安心ですね。
コルネの使い方のコツ
コルネはアイシングクリームを入れて絞る道具です。
細い線や文字を描いたり、デコレーションをする場合は必需品です。
コルネの作り方や材質別の特徴、アイシングクリームの詰めかたなどはこちらで解説しています。
[box28][titlespan]こちらもどうぞ[titlespanend] アイシングクッキーのコルネの作り方のコツ!100均で代用できる?[boxend]
コルネの作り方を動画で確認
コルネの持ち方
コルネの上部(テープを止めた部分)を親指と人差し指で押さえるようにして持ち、中指でささえます。
上部を持つことでしっかり下にアイシングクリームが押し出されるのできれいに絞れます。
真ん中を持ってしまうと、アイシングクリームが上下に分散して絞る力が伝わらず、余計に力が必要になったりきれいにクリームが出てこないことがあります。
コルネの先端を切る
コルネの先端は必ずまっすぐに切ります。
斜めに切ってしまうと、アイシングクリームが真っすぐに出てこなくなり、上手に線などをかくことができません。
細い線を書きたい時には先端に近いところを細くカット(2mm程度)し、太い線を書きたい時には先端から遠いところを太くカットします。
一度切ってしまうと修正ができないので、はじめは細めに切って調整していきましょう。
また、クッキーの上に書く前に、アイシングクリームがちゃんとまっすぐ出るかどのくらいの太さの線になっているか、別の場所にアイシングクリームを絞って確認します。
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アイシングクリームの絞り方のコツ
アイシングクリームで線を書いたり文字を書いたりするのに大切なことは、力加減と速度の調整です。
特に細いものとなると重要で、出来上がりに現れてしまいます。
たくさん練習をして上手に絞れるようになりましょう。
練習をするときには、クリアファイルの間に手本となる線や文字などを書いた紙を挟んで、その上をなぞるように練習するといいですよ。
乾いたらはがれるので、何度も練習することができます。
正しく絞れているか確認(固めのアイシングクリーム)
絞るとまっすぐ下にアイシングクリームが流れて、落ちたところでクルクルと円を描くようになったら、正しく絞れています。
直線ラインを書く
- 書き始めは、コルネの先端をクッキーにつける
- 絞りながら横に引いていく(コルネの先端はクッキーから離して、アイシングクリームを垂らしながら)
- 書き終わりは、コルネの先端をクッキーにこすりつけるように切る
曲線ラインを書く(ハートなど)
- 書き始めはクッキーにコルネの先端をつけ、絞りながら持ち上げる
- 持ち上げたままアイシングクリームを垂らして、クッキーのカーブに沿ってアイシングクリームを絞る
- 書き終わりは、コルネの先端をクッキーにこすりつけて切る
小さな曲線ラインを書く
- コルネの先を少しだけ浮かせて、Cを書くように一つずつ区切りながら書く
- 同じ幅、カーブの深さを意識して絞る
ドット柄を書く
- コルネの先端をクッキーにつけたまま、好きな大きさまで絞る
- 「の」字を書くようにコルネを回して切る
- 切ったときにアイシングクリームの角が立つ場合は、湿らせた筆でおさえる
しずく柄を書く
- ドットと同様にアイシングクリームを膨らませる
- 好きな大きさになったら、そのまま手前に力を抜きながら引く
しずく柄を合わせて、花柄やシェルラインを書くことができます。
シェルラインを書くときは、2つめ以降を前の最後の部分に重ねるように、同じ力加減でリズムよく絞っていきます。
文字を書く
- 細かい文字は、コルネを持ち上げずに一画ずつていねいに書く
- 絞る出す力とスピードの調整が重要
- 筆記体はつなげるように一気にかいてしまう
[box28][titlespan]こちらもどうぞ[titlespanend] アイシングクッキーに文字を上手に書くためのコツ[boxend]
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アイシングクリームのベースの塗り方のコツ
アイシングクリームのベースの塗り方は、アイシングクリームをスプーンなどでそのままクッキーに乗せて伸ばすこともできますが、コルネを使ってアウトラインを引いておくと縁取りがはっきりしてよりきれいに仕上がります。
[box2]- 固めのアイシングクリームでクッキーの縁に沿ってアウトラインを引く
- アウトラインのゆがみやズレは、湿らせた筆で修正する(すぐに爪楊枝などで取り除くことも可能)
- 柔らかめのアイシングクリームでアウトラインの内側を埋めていく
- 爪楊枝や筆などで、アイシングクリームを回しながら馴染ませる
柔らかめのアイシングクリームはコルネに入れずにスプーンで流し込んでもOKです。
その時は、筆なので外側に広げていきます。
アイシングクリームはぷっくりとなるように乗せてあげるとかわいく仕上がりますよ!
しっかり乾かしたら、線を書いたり文字を書いたりデコレーションをすることができます。
動画で確認する
まとめ
今回はアイシングクッキーの作り方のコツと失敗しない5つのポイントを紹介しました。
アイシングクッキー作りが難しそうと思っていた人や、アイシングクッキー作りに失敗したことがある人も、よかったらもう一度挑戦してみてくださいね。
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