アイシングクッキーのコルネの作り方のコツ!100均で代用できる?
コルネとは、アイシングクリームを入れて絞る絞り袋のことです。
ちょっとコツはいりますがコルネは自分で作ることもできますし、100均で代用することもできます。
今回は上手にコルネを作るコツと、100均で代用できるものをご紹介します。
アイシングクッキー作りで、いろいろなデザインや細工をするときにはコルネは必需品です。
アイシングクリームを上手に絞ってきれいなデザインを作るにもコツがいりますが、アイシングクッキーのデザインの出来にはこのコルネ作りにかかっています。
ぜひ、参考にして頂ければと思います。
もくじ
アイシングクッキーで使うコルネの作り方のコツ
アイシングクッキーで使うコルネは、ちょっとしたコツを知っていれば作ることができます。
コルネの材質ごとに特徴があるので、用途に合わせて使い分けましょう。
コルネの材質
コルネは、オーブンシートやOPPシートで作ることができます。
オーブンシート
薄くて水分の吸収しにくい紙であれば代用できます。
スーパーにも売っていて手に入れやすいので、まずは試しに作ってみたいという人におすすめです。
ただ、やはり紙なのでOPPシートよりは耐久性や防水性は劣ります。
アイシングクリームを入れて時間がたつと、コルネが水分を吸って絞りにくくなってしまいます。
コルネの先がつぶれやすいため、細かい細工や文字を書くときはOPPシートのほうがいいようです。
OPPシート
ラップより強度が強い透明の薄いフィルムです。
耐水性にも優れていて、細いラインを引くなどの細かいデザインはOPPシートのほうが適しています。
水分を吸わないので、長く作業をしてもコルネの形が崩れません。
あまったアイシングクリームをそのまま保存することもできます。
透明のなので中身のアイシングクリームの色や残りを確認することもできます。
アイシングクッキー作りに慣れていないと、コルネの扱いにも慣れていません。
ついつい力が入ってコルネをつぶしてしまいがちです。
初心者はOPPシートのコルネのほうが使いやすくておすすめです。
コルネの作り方とコツ
基本のコルネの作り方です。
OPPシートやオーブンシートなど自分の好きな材質で作ってみてください。
[box8]OPPシートは、花束のラッピングフィルムやケーキの周りを包む透明のシートと同じOPPフィルムでできたシートのこと。[boxend][box27][titlespan]材料・道具[titlespanend]
- OPPシート(またはオーブンシート)
- ハサミまたはカッター
- セロハンテープ
- 定規
OPPシートのサイズは15~20cm角(正方形)がいいようです。
15cmサイズは固めのアイシングクリームを入れて細かいデザインや文字を書くとき、20cmサイズは柔らかめのアイシングクリームを入れてベースを塗りつぶすときに適しています。
コルネの扱いやすサイズは手のひらに収まる程度です。
中に入れるアイシングクリームの量や使用用途に合わせてサイズを選んでください。
では、作っていきましょう!(色紙で作っています)
1,OPPシートを対角線上に三角に折って、折り目をつける
2,その折り目に沿って切る
2つの二等辺三角形ができます。
3,二等辺三角形の底辺を2つに折る
この底辺と折り目が垂直に重なった点(C)が絞り口になります。
4,(C)を中心にしてコルネを巻いていく
左手で(C)を押さえて、右手で(D)を巻きながら(A)につけます。
最初が肝心です。ここをきれいに合わせていないと先端がとがったコルネになりません。
5,(B)も同様に巻きながら(A)につける
このときコルネの先端(C)がしっかり閉じているか確認します。
閉じていないと、アイシングクリームを詰めたときに出てきたり、空気に触れてアイシングクリームが固まって詰まる原因になってしまいます。
6,巻き終わったら、うしろでテープでとめて出来上がり
(A)(B)(D)の重なった部分を後ろに折り込むとさらにずれにくくなります。
最後にもう一度コルネの先端がきちんと閉じているか確認しましょう。
閉じてない時はやり直しましょう。
初めはなかなか上手にできなても、何度か作っていけばすぐに要領をつかんで上手に作れるようになりますよ。
コルネにアイシングクリームを詰める方法
上手にコルネを作ったら、さっそくアイシングクリームを詰めていきましょう。
ここでもちょっとしたコツで、コルネの扱いやすさが変わってきますよ。
1,コルネを小さなコップなどに立たせる
こうすると両手が使えて作業がしやすいです。
2,小さなスプーンでアイシングクリームをすくって、コルネの先に入れる
3,左手でスプーンを押さえて、アイシングクリームを削ぐようにスプーンを抜き取る
4,コルネの先端にアイシングクリームを入れるように上から押す
空気が入らないように注意しましょう。
5,コルネの左右を内側に折り込み、最後に上の余分なシートをアイシングクリームが入っていないところまで折り込む
6,テープを貼って完成
コルネを持つときは、テープを止めたところを親指と人差し指で持ちます。
文字やデザインを描くときは1mmくらい、ベースなどのベタ塗りをするときは3mmくらいに、コルネの先端を切って使います。
この時に斜めに切ってしまうと、きれいにアイシングクリームが出てこないので、まっすぐ切るようにしましょう。
動画でコルネの作り方を確認しよう
アイシングクッキーのコルネは100均で代用できる?
100均のダイソーやセリアにも、お菓子作り用の絞り袋が売っているので代用することができます。
初めてアイシングクッキーを作る人や時々しか作らないという人は100均のコルネで十分だと思います。
ダイソーで購入したコルネ(絞り袋)には、絞り口もついていたので太い線を引いたり、ベースなど広い範囲を塗るのに使えそうです。
ただ、アイシングクリームが少量の場合は、アイシングクリームに対してコルネが大きいので、切ってコルネの大きさを調整して使ってください。
アイシングクッキーのコルネは100均のラッピング袋で作れる
OPPシートはラッピングの袋と同じOPPフィルムという素材でできているので、100均のラッピング袋(クリア袋)でアイシングクッキーのコルネを作ることができます。
いろいろな色のアイシングクリームを使いたい人や頻繁にアイシングクッキーを作る人は、枚数を気にせずにどんどん使える100均のラッピング袋を代用したコルネがおすすめです。
今回はダイソーで購入したラッピング袋で作ってみました。
100均のラッピング袋で代用して作る場合はA5サイズがいいようですが、私はアイシングクッキーのラッピング用に購入したラッピング袋(150×90mm)を使いました。
作り方は基本の作り方に沿って作っています。
1,ラッピング袋の対角線上にそって切る
2,赤い線(ラッピング袋の底)の部分を開く
二等辺三角形が理想ですが、2枚の正三角形になりました。
3,三角形の底辺とラッピング袋の縁が重なった点(青い線)を中心に巻いていく
基本の作り方と同じように、コルネの先端がしっかり閉じるように巻いていきます。
4,巻き終わりをテープでとめて出来上がり
正三角形で作るとコルネの上の部分が余ったので、余分なところは切りました。
少量のアイシングクリームでしたら十分の大きさのコルネが出来上がりました!
まとめ
アイシングクッキーのコルネの作り方のコツと100均のラッピング袋で代用する方法を紹介しました。
アイシングクッキーを思い通りのデザインで作るには、コルネをしっかり作ることが大切になります。
慣れないうちはコルネ作りは難しく感じるかもしれませんが、何度か作ればコツをつかんで簡単に作れるようになります。
まずは、100均のラッピング袋からコルネ作りに挑戦してみてもいいですね。
ぜひ、扱いやすいコルネを作って、思い通りのアイシングクッキーを作ってください。
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