アイシングクッキーに文字を上手に書くためのコツ
アイシングクッキーにほんの一言、お祝いやお礼の言葉を入れると、さらに相手に気持ちが伝わるプレゼントになります。
でも、アイシングクッキーに文字を書くのはちょっと難しいと感じている人もいますよね。
アイシングクッキーに文字を上手に書くにはコツがあります。
そのコツを知っていれば、アイシングクッキーに一言添えてプレゼントすることができますよ。
今回は、そんな「アイシングクッキーに文字を上手に書くコツ」をご紹介します。
もくじ
アイシングクッキーに文字を上手に書くコツは?
アイシングクッキーに文字を上手に書くコツは、まずは準備が大切です!
アイシングクリームの固さ
アイシングクリームの固さは、枠をかたどったり模様を書くときと同じで固めに作ります。
また、アイシングクリームを絞る前にしっかり練ると、文字がなめらかに書けます。
練り方は、アイシングクリームをゴムベラなどで底からすくって、アイシングクリームの上にのせて押し付けるようにします。
ツヤが出るまで繰り返します。
ゴムベラですくってもすぐに垂れずに、しばらくすると重さで落ちるぐらいがちょうどいい固さです。
固すぎるときは、水を一滴ずつ加えながら固さを調節していきます。
柔らかくなってしまったら、粉砂糖を足して調節します。
コルネの持ち方・運び方
コルネの上部を親指と人差し指で挟んで、中指で支えます。
文字を書くときは、鉛筆を持つときと同じように少し斜めに持ちます。
文字を書く時のコルネの運び方は、どこでいったんコルネの先を止めるかが重要です。
コルネの太さ
アイシングクリームをコルネに詰めたら、コルネの先は先端から1mmくらいを切ります。
太すぎてしまうと、文字を書いたときにつぶれてしまいます。
また、細すぎるとアイシングクリームを絞るときに無駄な力が必要となって、上手にアイシングクッキーに文字を書くことができません。
横に見本を置く
アイシングクッキーに文字を書くとき、普段ペンで紙に書くと同じように、やはりもともとの文字を書く癖が出てしまいます。
だったら、その文字を書く癖が出ないように、見本を置いて書いてみるのもおすすめです。
小学生の時に硬筆や習字でも見本を見ながら書いて練習しましたよね!
同じ要領で見本を見ながら何度も練習してみましょう。
文字の書き方は?
アイシングクッキーに文字を書くからといって、特別な書き方をするわけではありません。
紙にペンや鉛筆で文字を書くときと同じように書いていきます。
アルファベット
アルファベットは、アイシングクッキーに文字を書くには一番簡単な文字です。
アイシングクッキーに文字を書くときは、アルファベットから始めてみるといいですよ!
見本を見ながら一書き一書きていねいに書けば、自分の文字を書く癖がでにくく、失敗せずに文字を書くことができます。
文字の上下の高さをそろえるように書くことがコツです。
また、小文字より大文字で書くとより見栄えがよくて見やすくなりますよ。
筆記体
筆記体は流れるように書いていきます。
ただ、勢いばかりで雑に書いてしまうと読めない文字になってしまい、せっかくのメッセージも伝わらなくなってしまいます。
筆記体をアイシングクッキーに書くときは、見本を見ながらていねいに書いていきましょう。
筆記体は普段書くことが少ないので、少し練習して書きなれてからクッキーに書くといいですよ。
筆記体は、エレガントな雰囲気のアイシングクッキーにぴったりです。
ひらがな
ひらがなもアルファベットに続き、簡単に書きやすい文字です。
筆で書くように書けば、結婚式などのフォーマルな場面でもきちんとした印象を与えます。
丸い曲線を強調するように書けば、優しいかわいい印象のアイシングクッキーにぴったりの文字になります。
漢字
漢字は他の文字に比べて難しくなります。
画数が多い漢字はつぶれやすくなるので、コルネの太さ(線の太さ)には注意しましょう。
習字を意識して、筆で書くようなイメージで書くといいですよ。
アイシングクッキーに上手に文字を書く裏技
アイシングクッキーに文字を上手に書くコツをお伝えしました。
でも、「やっぱり自分で書く自信がない」「上手に書けない」という人のために、アイシングクッキーに上手に文字を書く裏技を紹介します。
初心者は苦手な文字を書かずに、裏技で楽しくアイシングクッキーのデザインを書いて、まずは楽しんでアイシングクッキー作りをするのもありですよ。
文字をスタンプする
アイシングクッキーのベースを塗ったものに、ズバリ文字のスタンプを押してしまいます。
そしたらあっという間に、しかもきれいにアイシングクッキーに文字を書くことができます。
[box28][titlespan]ベースの塗り方はこちら[titlespanend] アイシングクッキーの作り方のコツは?失敗しない5つのポイント![boxend] [box28][titlespan]スタンプクッキーの作り方[titlespanend] アイシングクッキーはスタンプを押すだけで可愛くなる!作り方を解説[boxend]
スタンプは文房具店や雑貨屋で売っているゴム印を使います。
もちろん新品のモノを消毒して使いますよ。
インクはアイシングカラーを使い、スタンプの表面に筆を使って塗ります。
あとは、ベースを塗ったアイシングクッキーにペタンとスタンプを押したら出来上がりです!
注意点は、
[box2]- ベースのアイシングクリームをしっかり乾かす
- 表面が平らであること
ベースのアイシングクリームがしっかり乾いていないとスタンプを押したときに表面が陥没してしまいます。
また、表面が平らでなく、ボコボコしているとスタンプがうまく押すことができません。
このスタンプ作戦だったら失敗する心配も減りますね!
文字だけではなく、好きな絵柄をスタンプして楽しむこともできます。
100均セリアには文字のスタンプはありませんでしたが、かわいい絵柄のスタンプがありましたよ。
直接筆で書いてしまう
スタンプと違って、自分で直接文字を書くので文字を書く癖は出てしまいます。
でも、コルネの扱いに慣れずうまく文字を書くことができないという人は、ぜひ試してみてください。
水彩画を書くように、文字だけでなく好きな絵を書いたり、絵の陰影をつけて立体感を出すこともできます。
[box27][titlespan]道具[titlespanend]
- アイシングカラー(水で薄めて使う)
- 筆(文字を書くなら細筆が便利)
- 水(アイシングカラーを薄めたり、筆を洗うのに使う)
- パレット(色を薄めたり、混ぜたりするのに便利)
- キッチンペーパー(余分な水分を取るのに使う)
書き方は、筆を水でしめらせて好きなアイシングカラーを馴染ませて書いていきます。
水を加えて色の濃淡をつけたり、色を混ぜて好きな色で文字を書くことができますよ。
注意点は、
[box2]- 筆をぬらす時やアイシングカラーに加える水分の量
水分が多いまま、アイシングクッキーに文字を書くとアイシングクリームの表面が溶けて陥没することがあります。
また、乾くのが遅くなりにじむ原因にもなります。
余分な水分はキッチンペーパーなどで取ってから、アイシングクッキーに文字を書くようにしましょう。
まとめ
今回は、「アイシングクッキーに文字を上手に書くコツ」をご紹介しました。
[box2]
- アイシングクリームの固さは「固め」
- コルネは、上部を親指と人差し指で挟んで中指で支える
- コルネは、鉛筆を持つときと同じように少し斜めに持つ
- コルネの先は先端から1mmくらいを切る
- ペンや鉛筆で書くときと同じ要領で書く
- はじめは簡単なアルファベットがおすすめ
- 文字をスタンプする
- 直接筆で書く
アイシングクッキーに文字を書くからといって、特別な書き方をするわけではありません。
文字を書く癖もそのまま出てしまいます。
アイシングクリームを絞る力加減やスピードに慣れるために、何度か練習して書いてみましょう。
硬筆や習字のように、隣に文字の見本を置いて写すように文字を書くのもおすすめです。