【アイシングカラー】着色は天然色素でもできる!代用できるものは?
カラフルなアイシングクッキーですが、あの色に着色する合成着色料の添加物が気になりますよね。
そんな時はアイシングカラーを使わなくても、天然素材のモノを代用して着色をすることができますよ!
今回は、アイシングカラーを使わずに着色できる、天然素材の代用品をご紹介します。
特に子どもが食べたり人にプレゼントする時には、天然素材の代用品で着色できると安心して食べてもらえますよね!
もくじ
定番のアイシングカラー
一般的にアイシングの着色でよく使われているのが、ウィルトンのアイシングカラーです。
ジェル状なのでアイシングの水分量の影響がなく、さっと混ぜることができるのでとても使いやすいです。
発色がきれいで、単色使用もいいですし、8色展開なので混ぜて自分の好きな色を作ることができます。
成分を見てみると、〇色〇号という食品添加物の表示があります。
普段私たちが口にする食品にも入っているもので、アイシングの着色にもごく少量しか使いません。
私は自分が食べる分には、体に悪影響があると心配するほどではないかなと思いますが、子どもに食べさせる時やプレゼントとして作るときには、より安全なのも作りたいと思いますよね。
天然の着色料とは?
天然色素は食品や生物から色素を抽出しています。
発色はどちらかというと柔らかい感じで、くすんだ色(和の色合い)になることが多いようです。
アイシングカラーの鮮やかな発色に慣れている人は、物足りなく地味な色に感じるかもしれませんが、赤ちゃんのモチーフなど優しい色を出したい時はいいですよ。
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天然色素の特徴
- パウダータイプは水に溶かして使用する(ダマになってしまう)
- 混ぜる色や割合によって、うまく発色しないことがある
- 強い光にあったたり、時間がたつと脱色することがある
初心者には、アイシングカラーに比べてアイシングクリームの固さ調整にコツがいるかもしれませんが、天然色素の特徴を踏まえて上手に取り入れたいですね。
アイシングカラーの代用にできるものは?
天然由来の食品などから作られた食用天然色素や野菜パウダーをアイシングカラーの代用品として使うことができます。
クオカの食用天然色素
海藻類(青)やクチナシ(黄)、紫いも(紫)などに由来する天然成分で作られています。
クオカの食用色素は、パウダータイプなので水に溶かして使用する必要があります。
そのため、アイシングクリームの水分量には注意しましょう。
いつもより少し硬めに作って、着色するといいですよ!
クオカのオンラインショップで購入することができます。
私の台所の食用天然色素
ベニコウジ(赤)、赤ビートの根(ピンク)、イネの穀物(茶)などに由来する天然成分で作られています。
こちらもパウダータイプなので、一度水に溶かして使用します。
耐光性や耐熱性が原材料によって違うので確認しましょう。
ヤフーや楽天、Amazonで購入することができます。
また、富澤商店などの製菓専門店でも購入できますよ。
野菜パウダーやフローズンフルーツパウダー
天然色素とは言え着色料が気になるという人は、いっそのこと食品を代用して着色するのもいいですよ。
ただ、アイシングクリームに食用色素以外のパウダーで色をつけると、出来上がり時に表面が少しぼこぼこしてしまうこともあるようです。
アイシングカラーと比べると・・・
[box2]- 色を混ぜて作ることができない(味が混ざるため)
- 退色や変色が他の着色料より早い
アイシングカラーと違って鮮やかな色にはなりませんが、淡く品のある色合いになります。
使用する食品によっては味や香りがつくこともありますが、いつものアイシングクッキーとはまた違った味や香りを楽しむことができます。
身近な食品でアイシングカラーの代用ができるのはいいですね!
アイシングクリームの着色で使いきれなくても、身近な食品なら家庭で使い回すことができます。
[box27][titlespan]カラー別代用品[titlespanend]
赤:パプリカ(赤)パウダー、赤しそ、ビーツ、紫キャベツ+ビネガー
ピンク:いちごパウダー、紫さつま芋パウダー+レモン汁
オレンジ:人参パウダー、かばちゃパウダー
黄:サフラン、玉ねぎの皮、クチナシ、オレンジジュース+ウコン、マンゴーパウダー
青:紫キャベツ+食用重曹
紫:紫キャベツ、ブルーベリー、紫さつまいもパウダー
赤紫:ラズベリーパウダー
茶:インスタントコーヒー、ココア
緑:抹茶、ほうれん草パウダー
黒:ブラックココア、竹炭パウダー
グレー:黒ゴマ
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野菜パウダーは100均のセリアにもありましたよ~。
アイシングカラーの代用に天然色素を使ってみたい!という人は、まずは試しに100均で材料をそろえて作ってみるもいいですね!
アイシングカラーの代わりに天然素材のものを代用しても素敵なアイシングクッキーが出来上がりますね。
アイシングカラーの代用になる天然色素・着色料を自分で作ってみる
手間はかかりますが、天然色素を自分で作ってしまえば一番安心して口にすることができます。
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天然色素の作り方
- 自分の作りたい色の食材を準備
- フードプロセッサーで少量の水を加えて細かくする
- 小さな鍋で煮詰める
- ガーゼでこす
アイシングクリームの着色をするときは、液体の天然着色素なので、アイシングの水分量にはいつも以上に注意が必要です。
アイシングカラーは使わず着色しないという方法もある
アイシングクッキーといえば、カラフルなクッキーを思い浮かべますよね。
でも、白1色でも素敵なアイシングクッキーを作ることもできるんです。
どうしても合成着色料の添加物が気になる場合は、着色せずに白のロイヤルアイシングでデコレーションするのもいいですよ。
そうは言っても、「白一色では可愛くならないんじゃ・・・」と心配になる人もいるかもしれませんね。
そんな時はクッキーを濃い目の色にして、白のアイシングを目立たせてあげてるといいですよ。
シンプルだけど素敵なアイシングクッキーになります。
まとめ
アイシングクッキーの着色には、アイシングカラーだけではなく、天然の着色料や食品で代用することができます。
[box8]- 天然食用色素を使う(クオカ、私の台所)
- 野菜パウダーやフローズンフルーツパウダーで代用する
- 自分で天然色素を作る
- 着色せずに白のロイヤルアイシングでデコレーション
子どもや妊婦さんが食べるアイシングクッキーやプレゼント用に作るときなど、合成着色料の添加物が気になる人はぜひ試してみてくださいね。
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